バイクのユーザー車検の通し方とコツを紹介!費用はいくら位かかる?

最近、車検場に行く機会がめっきり減ったのですが
たまに友人のユーザー車検の付き添いで行きますと
業者に混じってユーザーの方々が自分で持ち込み車検をしているのを目にします。

年々、ユーザー自らが持ち込み車検をするのが
体感的に増えてきているな、と思いました。
多分、実際に増えているし、これからチャレンジする人は多いのではないかと。

ただ、見ていると光軸がずれているのか、光量が足りないのか
ヘッドライトで×マークをもらったり、
検査ライン前で検査員が自分のところに来るのを待っているのか
いっこうにラインに入る気配がない人たちがチラホラ。

上の二つは車検場で見ていて、割とありがちなパターンですが
中には検査ライン上でブレーキテストの際に
タイヤがうまく固定されず、そのままテストがスタートして
そのまま立ちゴケしてる人もいました。可哀想に。

正直、車検自体はそれほど難しいものではないので
しっかりとやり方とコツさえ抑えておけば
業者の人達に「早くしろや!」と怒鳴られることなく
スムーズに終わらせることができます。
※車検台数が多い車検場はいつも殺伐としています。

というわけで、あらゆる車種を車検してきた経験から
ここに車検の通し方とコツをお教えしたいと思います!

車検場のコーステスターの指示をよく見よう!

 

まず、車検を受ける為には車検用の書類を用意しないといけませんが
そちらは、また後日にでも書き方とチュートリアルをまとめようと思います。

書類ができあがり、印紙を貼って、受付をしたところからスタートです。
まずバイクコースに並びます。

車検を受ける時間ですが、午前中はレッドバロンがいっぱいいるので
その時間帯は避けて午後からでもいいでしょう。
ただ、×マークを食らった時の修正する時間がなくなるので
自信がないのであれば午前に行って、昼休み中に手直し、
午後からもう一度、テストを受けるというのがいいかと思います。

 

列に並んで自分の番が来たら、コースに入っちゃいましょう。
検査官の指示を待つ必要はありません。
コースの上部にコーステスター用の指示表示が出ますので。
※最近はユーザーが増えたせいか、
検査官が隣について指示するケースがあるようです。

前輪ブレーキチェック、スピードメーターチェック、後輪ブレーキチェック
最後にライトチェックがあるので指示通りやっていきます。

その際「フットプレートを踏む」と指示が出ますが
これは左足のところにあるテスターフットプレートスイッチです。
これを踏む事で各検査がスタートします。

この説明でもよく分からない場合は前の人のやり方を見ましょう。
これでだいたい実際どんなやり方でやっているのか分かると思います。

検査が終わったら併設されている押印する機械がありますので
そちらに検査表を入れ込んで○とか×を押印してもらいます。

後は検査員の指示に従って、幅、高さ、長さを測り、
各所ネジが緩んでないかチェックしてもらい
新車登録の場合は重量チェックと写真撮り、
継続検査の場合は構造変更がない場合は書類を提出して終了です。

車検を通すためのコツ

各検査で引っかかりやすいところがあります。
私が体験した事例もあわせて「車検を通す為のコツ」をお伝えしていきます。

・フロントブレーキが×の場合

単純にブレーキをかけてタイヤが回っていたら
ブレーキのオーバーホールが必要ですが、
だいたいはブレーキは利いているけど、タイヤが滑って止まらないという場合が多いです。
そういった場合は一回はフロントに加重をかけて、
グッと押す感じで止めてみましょう。

タイヤとテスターとの間にトラクションがかかってない事が原因だと思います。
雨の日なんかは割りと滑りやすいので試してみて下さい。

これでダメならタイヤ交換という感じですね。

 

・スピードメーターが×の場合

これはだいたいフロント検出とリア検出を間違ってコースに入り、
メーターが動かないまま、テストが開始されるというのが多いです。

まず、自分のバイクがフロントにメーターギアがあるのか
はたまたリアにあるのか、よくチェックしてからテストしましょう。

検査に入る前に検査指示ボタンがコース手前にあるので
そちらを押してから入ります。(リア検出の場合)

ちなみにメーターが40㌔を指すまでにかかる秒数は
テスターが回り始めて8~12秒の間です。

・リアブレーキが×の場合

こちらもフロントブレーキ同様、加重がかかってない事が多いです。
リアに加重をかけるのは難しいので、その場合は近くの人にリアを押してもらうか、
検査官を呼んで押してもらいましょう。
だいたいやってくれると思います。

また、あまりにリアが重過ぎる場合は逆に
「軸過重」と表示が出て検査不能になります。
ただ、これは私の経験上、何百台と車検をした中でも1台しかなかったので
よっぽど起こらない事例です。

これの原因は車体の地上高が低すぎて
引っかかっていたという感じでした。
少し持ち上げてもらったら普通に通ったので、
もし同じ事で×が出たら試してみて下さい。

・ヘッドライトで×が出た場合

ヘッドライトの検査で×が出た時が1番めんどくさいです。
光軸と光量の調整が必要となります。
ちなみに光軸は誤差が前後左右15mm以内、光量が15000カンデラだったと思います。
光軸はぴったりド真ん中でも光量が足りなければ車検は通りませんし、
逆もまた同じです。

ただ、どちらとも検査官に聞けば、現状どうなっているのか教えてくれます。
これで上向きなのか下向きなのかとか、
明るさが14000カンデラで1000カンデラ足りませんとか分かります。

ここから修正していくわけなんですが
光量で引っかかった場合、けっこう大変です。
明るく調整する部分なんてバイクにはありませんからね。

そうなった場合は100/90の普通より明るいヘッドライトバルブで試しましょう。
バルブ自体は3500円くらいで、ちょっと高めですが
車検が通らないよりはマシです。

あと、レンズが汚れていて光量が出ていないというのもあるので
ヘッドライトレンズは磨いていきましょう。

光軸調整のコツですが、箱型のテスターが来た時に
ヘッドライトの光が箱の真ん中より、気持ち分、
下を照らしているようにするとOKが出たりします。

光軸はバイクに乗っていると、どうしても動きます。
単気筒の場合、振動で光軸が取れないという事もあったので
手で押さえて振動を減らして、テストしてみましょう。

 

バイク車検の費用はどれくらいかかるの?

バイクの車検で必要な費用は
・検査代 2000円(新規) ※継続の場合は1700円
・重量税 5000円 ※初年度登録で変わります。
・自賠責保険 13640円 ※24ヶ月で計算

この費用というのは度々変更されるので絶対ではないですが
20000円~30000円くらいで予算を組んでおけばいけるでしょう。

と言うのは、車検は3回コーステスターを受けたら
「限定検査」を受けなければならないからです。

3回チャレンジしてダメだったら、もう一度検査代を払って受けなおします。
限定検査の場合、ちょっと安くなりますが(確か1600円くらい)
4回目に通りそうという時に、手持ち金が足りなくて受けられないのは後で損をします。

限定検査を受けない場合「再検査」といって
もう一度2000円を支払って受けなおさないといけません。
その場合は全ての検査が初めからになります。
(限定検査の場合は引っかかったところだけ検査)

結局、受けなおし、受けなおしとくると
せっかく安くすまそうと思っていたのに出費が重なって
バイク屋さんに車検を出すのと変わらなくなるという事もあります。

重量税は一度払えばOKなんですが、自賠責はそういきません。
車検を取得する日から換算して24ヶ月の期間がなければダメだからです。
逆に検査代と重量税だけ払っておいて、
自賠責は検査が通ってからかけるという事ができるので
先に自賠責をかけないようにしましょう。

どうしても車検に通らない時は…

 

どうしても車検に通らない時は素直にバイク屋さんに預けるべきです。
かかった余計な費用は「勉強代」として考えるしかありません。

私も何度か、ユーザー車検で受からなかったバイクを
車検にもっていくという事がありましたが、
「手数料が高すぎる!ユーザーなら30000円くらいじゃないか?」
なんて事は言ってはいけません。

だったら自分でどうにかすれば、とバイク屋さんは思うでしょう。
自分ではどうにもならない事だから、そこにお金を払うわけですから。

また、「○○までしたんですけど、××が落ちてしまったんですよね」
と自分でやった事は先に話しておきましょう。
余計な出費と時間が抑えられて、非常に建設的です。

ユーザー車検というのは自分で全てをするから安いのであって
そこをしっかり理解する事が大事だと、私は思います。

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